翡翠でできた筆置には山水画の風景が彫りこまれている。
筆を休め、書き手の心も休めてくれる。

気持ちが落ち着くと小さな道具にも気を使う。
そして、その道具に心落ち着かせ、文字に向かう。

文字は、書き手のこういった循環から変化していく。
環境を整えることがどれだけ大切か、この筆置から学ぶ。